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いくらどんぶり・めかぶのせ。

whitesun.exblog.jp

更新ゆっくり目徒然日記。

追っかけ始めて十数年経つけどさすがに驚いたので。

久しぶりのブログです。
今回はちょっとだけまじめなお話をしようと思います。

わたくし、今年春より少しだけですが芸能関連のお仕事を見る機会をいただいているのですが
ここ数カ月で少々、困惑する事案がございました。
何かというと皆さんからタレント、またはアーティストに贈られているプレゼントです。
プレゼント、というのは日ごろ応援してくださる皆さまの思い、だと私は考えています。
私もプライベートに戻ればそちら側の人間なので出来る限りお届けしたいのですが
そうもいかない事態になってきております。
そもそも、プレゼント自体お届けするのもかなり困難なのになぜそういうのが!?
というのが増えてきている気がします。

まず、プレゼントが『食べ物』が多い。
基本的に食べ物(お菓子)は本人には届きません
というか、食べ物以外だってお届けできる保証も無いに等しいのです。
例外もあるのでしょうが食べ物関連は何が入っているかわからないものなので
日持ちしようがしまいがお渡しするわけにはいかないのです。
※先日、明らかに日持ちしないものが届いたときはさすがに驚きましたが。
だって所属していても皆さん、毎日事務所に来るわけじゃありません。
私たち一般人とは違いアーティストさんやタレントさんは基本的に外でお仕事して
そのままお帰りになります。毎日が直行直帰、と言えばわかりやすいでしょうか?
所属している事務所に来る機会が少ないほど忙しい方ならどんなに日持ちするものでも
その口には入りません。ではどうしているのか?と伺う方。
(他の事務所様はわかりませんが)スタッフが美味しくいただいております。
きっと、中にはなぜ!?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも、安全性を考えれば本来そのまま廃棄しても良いのです。
それではもったいないから食べるだけです。無ければ食べません。
あるからいただいているだけなんです。

それだけならまだ良いのですが、なぜかプレゼントの包装紙や入れてある袋に
メッセージを書いている方が急増中。
しかも食べ物だとそのパッケージに書いてあることが多々あります。
上記にある通り、食べ物は本人には届きません。
食べ物以外もお届け出来るかわからないこともあります。
したがってどんなに思いがこもったメッセージを戴いても
それらをスタッフがお届けすることはありません。
食べ物がなくなれば、そのまま捨てます。外装も同じく。
中身はともかく、外装や箱ぐらい、と思われる方もいるでしょう。
ですが、中身がないそれはただのごみなんです。
ごみをお渡しすることは出来ませんので、捨てております。

外装や箱にメッセージが書くのはアーティストさんやタレントさんが
お手紙を読む手間を配慮した相手への気遣いなのかな、と私は感じています。
でも思いを言葉にして本人に届けたいのなら
お手紙を書いてください。
お手紙ならば、遅くなってもお届け出来る可能性が高いと思います。
今は100円ショップにお手紙用の封筒も便箋も売っております。
一筆箋だって売ってる時代です。便利になりました。
私が追っかけ始めたときは無かったのです。
家から事前に準備するのが当たり前でした。

お願いです。
好きな人にかける手間を惜しまないで欲しいのです。
難しいことをお願いしているかもしれませんが、
あなたの勝手な『配慮と気遣い』をされるだけで
私たちは皆さまの愛ある言葉を本人にお届け出来なくなります。
だって、アーティストさんやタレントさんは
あなたの『お友達』などではなく他人です。
中にはお友達の『つもり』の人もいらっしゃるのかもしれませんが。
公式のSNSなどで繋がってるだけでは『お友達』ではありません。
どうぞご理解の程、よろしくお願いします。

※ここまで書いても『えー』と言われる方。辛辣なことを言いますが
お友達に贈るようなプレゼントしか贈れないならいっそ渡さない方が良いですよ。





書いた記事に対して、そんなことぐらい常識でしょう?
と思われる方が多いと思いますが、現状『それが通じない』人がいるのが事実なんです。
自分たちが当たり前で常識だろう、が出来ない人がいるんです。
ちょっと調べれば判ることを、知らないを通す方が普通にいるんです。

例えば、仕事以外で思ったことなら開催場所に配慮しない服装をする人とか。
とりあえずジーンズ以外の服、スニーカーやサンダル以外の靴、
痛バ以外の普通のカバンは一つぐらいちゃんと用意した方が良いと思ってしまいます。

だって自分が好きでファンをしている方が
その場所に合わない服装を平気でしてくる人がファンなんてきっとろくな人じゃない、
って思われるの、嫌じゃないですか?

だから出来るだけ私も配慮した服装をします。
ブサイクだろうとなんだろうと『開催場所に恥ずかしくない、かつ大丈夫な服』は
用意するのです。苦手なメイクも何とかするんです。

自分さえではなく、相手がよその人にどう思われるかを考えることも大事なのではと思います。
それが『ちょっとした配慮』につながります。

大きな声を出さないとか徹夜しないとか迷惑をかけないとかそんな当たり前のことの他に
相手を思うならば出来ることがあるのだと、少しでも伝われば良いです。

by sorairo-blog | 2017-12-01 14:24 | 徒然